検査値 LAP

LAP 30〜78 U/l 肝臓 胆道
LAPは,アミノ酸を切断する酵素で,肝臓のほか,脳,腎臓,膵臓,小腸,子宮,睾丸など数多くの組織に存在します。血液中に増えるのは,ほとんどが肝臓か胆道に障害がある場合で,ほかの病気で増えるのは稀です。急性肝炎など,肝細胞が障害される場合にも,細胞内の酵素が血中に流出し,高値になります。 LAPの値単独では,診断は確定できません。他の肝機能検査と組み合わせて総合的に判断します。