喘息 1 / 統合失調症 5
喘息とは ASTHMA
繰り返し起こる咳、喘鳴、呼吸困難、気道狭窄による気流制限
気流制限の可逆性の低下
気道過敏性
痰 発作の終わりごろに痰が出て、楽になる場合が多い。
<成人喘息>
気道の慢性炎症
気道構造の変化(リモデリング)
気道過敏性の亢進
<小児喘息>
発作性 笛声喘鳴 呼吸困難
可逆性の狭窄性病変 持続性の炎症 それに基づく組織変化
統合失調症 5
E 治療
①治療の概要
■薬物治療
抗精神病薬の使用により病勢を抑える
病的な体験を和らげ、気持ちを楽にする
急性期の治療や再発防止に重要な役割を果たしている
統合失調症の治療に最も重要だが、それにより統合失調症を完全に治すわけではない
■身体管理
a)急性興奮時の注意
ジアゼパム、フルニトラゼパムゆっくりと静注
b)大量服薬時の対応
身体合併症、飲酒や他の薬物摂取がなければ、抗精神病薬の大量服用だけ死に至るのはまれである。ただし、薬物による呼吸抑制と著しい起立性低血圧には留意しなければならない。
①催吐、胃洗浄
②気道の確保、呼吸管理
③静脈内補液、血ショウや濃縮アルブミンの投与、昇圧剤による血圧管理
④抗コリン薬の投与
c)致死性副作用
必毒性による不整脈、低血圧、誤嚥・窒息、巨大結腸症、イレウス、服薬による悪性症候群や身体衰弱に注意
■精神療法
対話(面接)による治療で、個人精神療法と集団精神療法がある。
気持ちの整理、こだわりの解消、ストレス・コントロールを進め、病気と折り合って生活するためのコツを学ぶ。