喘息 2 / 統合失調症 6
B 喘息の現状と成因
① 現在の気管支喘息有病率
日本 乳幼児5.1% 小児6.4% 成人3.0%(ただし、15〜30歳では6.2%)
② 喘息死の現状
喘息により年間約6000人もの人が死亡している(96年)4000人(2000年)
死亡に至る喘息発作の三大誘因は「風邪などの気道感染」「ストレス」「過労」である。
軽症。中等例の占める割合が増加している。
受診の遅れ、急激な予期せぬ悪化、定量噴霧式吸入β2刺激薬との関係
〜喘息死の原因〜
・患者側 喘息に対する認識不足 不定期受診 医師の指示を守らないなど
・医師側 患者への教育不足 ステロイド薬の急激な減量や中止 救急医療体制の不備や遅延
統合失調症 6
E 治療
②精神医学的管理
医師・患者関係の確立
③各時期の管理
1)急性期
薬物療法は、通常速やかに開始する
2)回復期
薬物療法で改善した後は同じ量を6ヵ月続けて経過を観察し、その後減量して維持量を定め、それを続けることになる。あまりにも早急な減量や中断は、急速な再発を招きやすい。
3)安定期
服薬を継続することが最も有効な再発防止手段であることを、患者自身が理解しておく必要がある。