おくすりをのみわすれたときは?
飲み忘れに気づいたら、ご自身で判断せず医師や薬剤師に相談しましょう。
かかりつけの医師や薬剤師に事前に、飲み忘れた場合の対処方法や、食事が不規則な場合の飲み方等を相談しておくとよいでしょう。
一般的には、
食後・食前に服用する薬の場合
☆次の服用時間までに時間の間隔がある場合は、飲み忘れに気づいたらすぐに飲みます。
次の服用時間が近い場合は、1回分飲むのを止めます。(2回分をまとめてのんではいけません。)
☆食後服用の薬は、食事をとらない場合でも、服用時間が来たらきちんとのみましょう。
(ただし、糖尿病の薬等等、食事をとらない場合には服用しない薬もあります。詳しくは、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。)
「○時間おき」に服用する薬の場合
☆6時間おきなど、服用時間が定められているものは、飲み忘れ分を飲んだ後、次の服用時間を遅らせるなどの工夫をします。
あくまでもこれは、一般的な目安です。あらかじめ、薬を飲み忘れたときの対処法や、食事が不規則な場合の飲み方等を相談し、確認しておきましょう。
飲み忘れ・飲み間違いを防ぐには
複数の薬を飲んでいると、それぞれ異なる時間帯に服用しなければならないケースも少なくありません。高齢になると、記憶力が低下して薬をのんだかどうかを忘れたり、視力が低下して薬を取り違えたりして、飲み忘れや飲み間違いをすることがあります。飲み忘れや飲み間違いは副作用につながりやすいので、工夫をして防ぐようにしましょう。
例えば、薬をもらったら「朝」「昼」「夕」「寝る前」「食前」「食後」などと、1回分ごとに薬局で小分けにしてもらう方法もあります。食後の飲み忘れを防ぐためには、食事のときは水の入ったコップを食卓に用意しておくのもよい方法です。
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